会社概要
創業60年以上、売上規模15億、時価総額20億、社長77歳、後継者48歳
要望
社長
親会社子会社に係る株式の所有割合、株式価値を分かりやすくし、相続対策の準備をしたい
後継者
経営や投資の正確な規模と適切なタイミングで意思決定する為に、経営の効率化、資産の一元化をしたい。
従業員
取締役
親会社、子会社の経理及び親族間の取り持ちなどを一手に引き受けてきたが、自身の退職も迫り、現社長の引退とともに自身も後継に渡したい。
現状と問題点
現 状
過去の税制に伴って複数の子会社を作り経営してきたが、今では事業内容の変化や集約により、子会社の営業活動の実体がなかったり、休眠会社となっている。
子会社同士の株式の持ち合いや、複数の親族への株式の分散で権利関係が複雑になっている。
問題点
事業が複数法人に分かれているため、維持コストが増大。株式の持ち合いにより実体のない株価の上昇及び、決算書上過大に、もしくは過少に評価された資産が存在し、正確な資産把握が困難。
今後の相続などによるさらなる株式の分散により意思決定機関の希薄化、会社存続に必要な議決票数確保の困難化。